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画像のデータ形式
2018/07/19
今回も写真や画像の加工に関してお届けします!
写真や画像(ロゴやバナーなど)のデータ形式の特徴について書かせていただきます。
JPEGとかPNG、BMP、TIFFなどいろいろな形式がありますが
皆さまが資料やホームページの更新を自分でされる際、ロゴマークを貼り付けたり、フリー画像をダウンロードして作成されることが多いかと思います。
そのうえで、ネットに公開するとか印刷するとか用途によって適切なデータをご用意ください。
●写真はJPEG
スマホやデジカメで撮影した写真データの多くはjpeg形式で保存されているとおり、皆様ご存知だと思います。
1,677万色のカラーを表現できるため、写真に向いています。
キレイな画像のまま圧縮してファイル容量を小さくすることができます。
但し、カメラやスキャナーで高圧縮で記録する設定の場合や画像ソフトで切り抜きやリサイズを行う場合、保存する時に気を付けなければなりません。
圧縮の比率により画像の鮮明さが変わります。
高圧縮(=データ容量が小さくなる)で保存して「画像が荒れてしまった」と経験されたことはありませんか?
JPEG形式の圧縮は非可逆性圧縮で、一度圧縮したデータは元には戻りません。
元のデータはオリジナルとして保存しておいて、配布などに使用するデータは高圧縮でデータ容量を小さくして使用するのが良いと思います。
ではでは、画像は何でもJPEGが良いかとなると、
写真以外のロゴマークやアイコン等はJPEGで圧縮すると「シャープさ」が影響を受け、ぼやけた画像になりますのでPNGやGIFが適しています。
●ロゴやイラストはPNG、GIF
PNG形式もデータを圧縮しますがjpegと違い、可逆性圧縮でデータを圧縮して保存しますが、元のデータと同じで劣化はありません。
ただし、JPEGよりもデータ容量が大きくなりますので
画面いっぱいの写真などの画像はメール添付での送信は難しいかもしれません。
最適な用途はロゴマーク、図、グラフなどシンプルな画像(濃淡や中間諧調の少ないもの)に向いています。
色数が少なければデータ容量はjpegより小さくなります。
また、背景を透明の状態で保存でき、地肌に色がついている箇所に配置できます。(jpegは透過保存できません)
社名ロゴ、アイコン、バナー広告などに最適です。
●デジカメやスキャナーで選べるTIFF
●もともとはwindows用で開発されたBMP
●印刷用のEPS
これらはオフィス業務ではあまり使用されることはないと思いますが、
高解像度を維持する必要がある場合や印刷所に入稿する場合に使用します。
データ容量が非常に大きく作業性も落ちたり、データのやり取りに困るのが難点です。
以上、簡単ですが一般的な画像のデータ形式と特徴になります。
クリエイト作業の上で、よく使用する画像データはおおかた3種類を保存して利用しています。
①撮影したデータやネットでダウンロードした高解像度データ
②加工、作業中のデータ
③用途に応じて保存したデータ
今回はこれで終了させていただきます。
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